東京都フラワー装飾技能士会で1級技能士講習会を担当しています浅場です。
今回は第三回目ですね。
第二回目は何だか変な感じになって終わってしまいましたが、今回は引き続き各級の違いについて書いていきますね。
まずはちょこちょこ出てくる受検資格についてです。
技能士検定には実務経験というものがあります。
これはフラワー装飾職種だけでなく他の職種も基本的には同じ条件になっています。
・1級 - 7年以上(直接受検する場合)あるいは4年以上(3級合格後)あるいは2年以上(2級合格後)
・2級 - 2年以上(直接受検する場合)あるいは制限なし(3級合格後)
・3級 - 制限なし(実務経験があればよい)
こんな感じで記載されていますが、これは実務経験だけの条件です。
これに学歴等を考慮すると実務経験は短くなることがあります。
例えば、大学を卒業されている方は1級の実務経験4年で大丈夫です。2級は実務経験の必要はありません。
(3級は学歴等は関係なしに実務経験がちょっとでもあれば受検できるようです。)
厚生労働省の技能検定の受検に必要な実務経験年数一覧というものがありますのでご確認ください。
ちなみに…
最年少プローリストって何歳なんでしょうね?
アルバイトを実務経験に数えても良いなら…
・16歳でお花屋さんでアルバイトを始める。
・実務経験有りという条件をクリアで3級を取得(16歳の秋ごろ)
・3級合格後は実務経験無しという条件で2級を取得(17歳の秋ごろ)
・2級合格後、実務経験2年という条件がありますので1級を受検できるのが20歳の夏ですから…
1年目で一発合格すると最短で20歳の秋ごろにはプローリストになれるのかもしれませんね!
これを見ている中学生がいるとしたら、最年少プローリストにチャレンジなんてのも良いのでは!!
ちょっと話がそれてしまいましたが、受検資格についてはこんな感じです。
では実際に1級、2級、3級の試験内容はどのような違いがあるのでしょうか?
前回の記事ではいきなり1級を受検した場合の合格率がかなり低いとお伝えしました。
やっぱり3級からじっくりと勉強して1級を目指したほうが良いのでしょうか?
次回はそこらへんの事を書いていこうと思います。
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