東京都フラワー装飾技能士会で1級技能士講習会を担当しています浅場です。
今回は第五回目ですね。
第四回ではフラワー装飾技能士検定は35年前から検定内容が変わらないのはなぜ?みたいなお話しをしました。
ここは大事ですので、読んでない人は是非読んでくださいね。
今回は初めてフラワー装飾技能士検定を受ける人は何級から受ければ良いかについてお話していきます。
以前にもお話ししましたが、フラワー装飾技能士検定は、受検資格さえクリアしていればいきなり1級から受検することができます。
1級の受検資格も以前は実務経験12年でしたが、今は7年に短縮され受検しやすくなってきています。
ということで、どうせ受けるならいきなり1級に挑戦してしまった方が手っ取り早いですよね。
ですが…
東京都フラワー装飾技能士会では3級、2級の勉強から始めることを推奨しています。
フラワー装飾技能士検定の試験課題を見てもらうと分かる思うのですが、3級、2級はフローリストとしての実務的な要素が満載です。ある意味2級まで取得すればフローリストとしての実務的な基礎を身に付ける事ができます。
逆に1級はというと、実務的な要素が無いとは言いませんが、どちらかと言うと1級はプロがプロである事を証明をするための試験なのかなぁと思っています。
なので、いきなり1級を取得できたとしても、花束、アレンジメント、籠花、ブーケ(ホルダー)、ブートニア等の実務的なスキルは身に付きません。だってやりませんから(^^)
資格は取ることが目的ではありません。
取った資格をどう仕事に活かしていくかが大事ですのでフローリストとしての実務的な要素たっぷりの3級、2級から勉強してみるのも大切だと思います。
ちなみに浅場はその大切なことに1級取得後に気付いてしまったので、後から慌てて3級、2級の勉強をすることになりました。。。
補足ですが、東京都フラワー装飾技能士会では資格取得講習会を行っていますが、3級のみの講習会は行っていません。3級は2級講習会の中で一緒に教える事になっています。
もちろん、実務経験上、「私は2級は受けなくても大丈夫!」という方は、いきなり1級を受験しても大丈夫ですよ!
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